こんにちは龍です。
2021年9月、BOSEの完全ワイヤレスイヤホン QuietComfort Earbuds (QC Earbuds) にファームウェアのアップデートが来ました。
併せてBose Musicアプリもアップデートされています。
イコライザーの対応など様々な変更点があるので、気が付いたところを紹介します。
ファームウェアとアプリのバージョン
ファームウェアをアップデートするには、まずBose Musicアプリをアップデートする必要があります。
2021年9月26日時点でそれぞれのバージョンは次のとおりです。
Bose Musicアプリ(iOS版) | 5.0.2 |
QC Earbudsファームウェア | 2.0.7-18347+fb87694 |
変更点
モード選択方式に変更
ノイズキャンセリングのレベルを調整する方法が、クワイエットモードとアウェアモードで切り替える方式に変更になりました。
これらのモードと併せて最大4つのモードを設定できます。
これまでは3つのレベルから選択する方式でしたが、今回の変更でデフォルトの設定がスッキリしました。
モードの切り替えは、左イヤホンをダブルタップで行います。
左イヤホンをダブルタップすると、登録されているモードが順次切り替わります。
クワイエットモードは、ノイズキャンセリングを効かせて、周囲の音をかき消すモードです。音楽に没頭したい時や集中したい時に使います。
アウェアモードは、周囲の音と音楽を同時に聴くことができるモードです。店員と話す時や周りの状況にも気を配りたい時に使います。
アウェアモードではさらに、ActiveSense™️機能を有効にするか選択できます。この機能をオンにすると、周囲の音に併せてノイズキャンセリングレベルを自動的に調整してくれます。
イコライザー機能に対応
本製品の不満点として挙げられることもありましたが、ようやくイコライザー機能に対応しました。
低音、中音、高音をそれぞれプラス10からマイナス10まで調整できます。
プラスにすればその音域を強調し、マイナスにすれば減衰します。
各音域を好みの数値に変更できますが、あらかじめ設定されている4つのパターンから選択することもできます。
各パターンは次のとおりに設定されています。
低音 | 中音 | 高音 | |
低音増強 | +8 | 0 | 0 |
低音減衰 | -8 | -2 | 0 |
高音増強 | 0 | 0 | +6 |
高音減衰 | 0 | -2 | -6 |
好みや聴く音楽によって最適な設定は違いますので、聴き比べて自分の好みを見つけてください。
参考までに、私は低音0、中音+2、高音+2に設定しています。
デバイスの切り替えが簡単に
QC Earbudsは、最大7台のデバイスをペアリングし記憶しておけます。
接続するデバイスを切り替えるのに、ケースのBluetoothボタンを押すという方法が追加されました。
これまでどおり、アプリのソースから切り替えることもできます。
Spotify Tap機能が追加
左イヤホンの長押しに割り当てられる機能に、Spotify Tapという機能が追加されました。
これはSpotifyで前回再生していた音楽を、素早く再生できるという機能です。
iPhoneの場合、Bluetoothに再接続したとき、Apple Musicの音楽が再生されるようになっています。
私はSpotifyを契約しているのですが、イヤホンを使う度にApple Musicが再生されるので、SpotifyをiPhoneから立ち上げないといけないのが、地味に不便でした。
この機能を割り当てれば、iPhoneに触れずに、QC EarbudsだけでSpotifyの再生を開始できるようになります。
設定項目の追加
今回のアップデートで変更になったのか分かりませんが、タッチコントロールの一部がオン・オフできるようになりました。
音量コントロールと音声アシスタントのタッチコントロールをオフにできます。
音量コントロールは、右イヤホンを上か下にスワイプして音量を変更できる機能です。
イヤホンを外した時に誤動作するので、私はこの機能はオフにしました。
右イヤホンを長押しするとSiriなどの音声アシスタントが起動するのですが、私は使わないのでオフにしました。
使わないタッチコントロールに、別の機能を割り当てられるようになると良いですね。
今後もアップデートを続けていただき、使い勝手を良くしていただきたいです。
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