ロジクールマウス2台をシームレスに切り替え!仕事もプライベートも効率アップ

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どうも、マウスはLogicool派の龍です。

テレワークやマルチタスクが当たり前になった現代、複数のデバイスをシームレスに操作することは必須です。その中でも、マウスは最も頻繁に使用されるデバイスの一つです。しかし、複数のPCで作業する場合、それぞれにマウスを接続するのは面倒ですよね。

そこで今回は、ロジクールマウスの2台切り替え機能について詳しく解説します。ロジクール独自の「Flow」機能を使えば、複数のPC間でマウスを簡単に切り替えることができ、作業効率が大幅に向上します。

しかも、画面の端にカーソルを移動しただけで別のパソコンに接続が切り替えられます。
さらに、元のパソコンでコピーした文字を、別のパソコンでペーストすることもできます。

本記事は、パソコン2台でマウスを切り替えて使える「Flow」機能の利用方法を解説していきます。

1. ロジクール マウス 2台切り替えのメリット

  • 作業効率アップ:複数のPC間でマウスを素早く切り替えられるので、作業の流れを妨げることなくスムーズに作業できます。
  • デスク周りをスッキリ:複数のマウスを必要とせず、デスク周りを整理整頓できます。
  • 持ち運びの手間を軽減:外出先でも、複数のデバイスを1つのマウスで操作できるので、荷物を減らせます。

事前準備

必要なものは次のとおりです。順に説明します。

  • Flow対応のロジクールマウス
  • Logi Options+ソフトウェア
  • 同じネットワーク上の2台(3台)のPC

対応しているマウスを準備する。

Logicool製品のワイヤレスマウスが、すべてFlowに対応しているわけではありません。
以下のようなマウスがFlowに対応しています。

  • MX Master 3S
  • MX Anywhere 3
  • MX Vertical

その他の対応マウスはLogicoolのウェブサイトを確認するとよいでしょう。

自分のオススメのマウスは、MX Master 3Sです。

中央ボタンのスクロールが秀逸で、Smart Shiftという固定行スクロールからフリースクロールに切り替えられる機能が2sよりもスムーズになっています。
充電用の端子がUSB Type-Cなのもグッドです。

(オプション)対応しているキーボードを準備する。

Logicool製品のワイヤレスキーボードの中には、Flowに対応しているものもあります。

マウスとキーボードをFlowに対応しているものに統一すると、マウスが切り替わったときに、キーボード一緒に切り替わってくれます。

これをするには、後述する設定を行う必要があります。

Logi Options+をダウンロードしてパソコンにインストールする。

Logi Options+とは、マウスやキーボードのボタン割り当てを変更したり、マウスの各種設定を変更できるアプリです。

まず、Logicoolのウェブサイト(https://www.logicool.co.jp/ja-jp/software/options.html)からLogi Options+のインストールファイルをダウンロードします。

ダウンロードが完了したら、インストールファイルをダブルクリックして、インストールを開始します。

途中、使用データの送信を許可するか聞かれますが、自分は勝手に情報を送信してほしくないので、「いいえ」にしています。

設定可能な範囲が変わる訳ではないので、お好みでどうぞ。

それぞれのパソコンにマウス(およびキーボード)を接続する。

パソコンとの接続方式は3つあります。

Bluetoothか、Logicool製のUSBレシーバーです。

LogicoolのUSBレシーバーには、従来のUnifyingとLogi Boltの2つの方式がありますが、デバイスに採用される方式はどちらか一つです。

接続するには、Logi Options+を起動して、「デバイスの追加/削除」をクリックします。

希望する接続方式を選択して、案内に従って接続します。

ノートパソコンであればBluetooth接続、デスクトップであればUnifyingまたはLogi Boltでの接続がオススメです。

2台(または3台)のパソコンを同じネットワークに接続する。

Flowは、LANを通じてパソコン間で情報をやりとりして、切替を実現しています。

同じLAN内であれば、片方が有線で、もう一方が無線LANでつながっていても問題ありません。

ただ、無線LAN同士だと、ルーターの設定で無線LAN同士の通信が許可されていない場合もあるので、ルーターの設定を見直してください。

また、Windowsの設定で、ネットワークのプロファイルが「パブリック」だと、パソコン間で情報のやりとりができない可能性があります。
Flowが動作しない場合は、ネットワークのプロファイルを「プライベート」に変更してみるとよいでしょう。

セキュリティ対策ソフトにファイアウォール機能が備わっている場合、UDPポート59870の通信を許可する必要がある場合があります。

利用方法

それでは、次にFlowの利用方法を解説していきます。

Logi Options+のアプリを起動し、お使いのマウスの画像をクリックします。

マウスの設定画面が表示されるので、「Flow」という部分をクリックします。

Logicool Flowへようこそという表示が出るので、「Flowの有効化」をクリックします。

2台のパソコンにLogi Options+がインストールされていて、同じネットワーク内にパソコンがあれば、Flowの機能が有効になるはずです。

有効にならない場合は、Windowsのネットワークのプロファイル設定やセキュリティ対策ソフトのファイアウォール設定、ルーターの設定を確認してみてください。

設定項目

画面の配置

「このコンピュータ」と表示された四角は、画面の配置を示しています。

物理的なディスプレイの左右配置と同じになるように、四角をドラッグアンドドロップします。

これで、操作したいパソコンのある方の端にカーソルを移動させれば、そのパソコンに操作が移ります。

詳細設定1:コンピューター間の切り替え

「カーソルを端に移動」:マウスカーソルを画面端へ移動させるだけで、パソコンの切り替えが行われます。

便利な反面、画面端の操作をしようとして、意図せずパソコンが切り替わってしまうことがあります。

「CTRLを押しながらカーソルを端に移動」:マウスカーソルを画面端へ移動させただけでは切り替わらず、Ctrlキーを押しながら、画面端へ移動させる必要があります。

手間ではありますが、意図せず切り替わることがなくなります。

詳細設定2:コピーと貼り付け

「有効」:片方のパソコンでコピーしたものを、もう一方のパソコンに切り替えたときに、貼り付けができるようになります。

コピーした内容は、Flowの機能で操作対象が切り替わった時点で、もう一方のパソコンに同期されるようです。

コピー&貼り付けで同期される内容は、表や画像などのデータも含まれます。

「無効」:コピー&貼り付けの機能が使えなくなります。

詳細設定3:Flow対応キーボード

Flowに対応したキーボードを接続している場合、マウスとリンクさせるキーボードを選択できます。

当然ですが、キーボードも2台(または3台)のパソコンに接続が完了している必要があります。

マウスカーソルを画面端に移動させて、マウスの操作対象のパソコンが切り替わると、キーボードも同時に切り替わって、同じパソコンをキーボードで操作できるようになります。

「無効」:キーボードのリンクがなくなり、マウスが切り替わっても、キーボードは切り替わらなくなります。

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